Teco US TECO e-chill 3 models User Manual
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設置
e-chillとリモコンを梱包箱から注意して取り出してください。
e-chillを専用ロックレバー (1) で無理な力をかけずに固定し、水槽の縁の取り付け部表面 (2) をはさむように
します。図 A
水位ゾンデ (3) を下げて水に浸し、リング (4) を希望する最低の水位に合わせます。図 B
水温ゾンデ (5) を完全に下げます。 図 B
必要にあわせてファンの傾きを調整します。図 C
ジャック (6)を e-chillに接続し、続いて変圧器を電源に接続します。電気が入ると緑色のLEDが点灯します。
図 D
サーモスタットの設定
ゾンデのキャリブレーションをします。
SETキーを5秒間押したままにし、メニューに入ります。再び、SETを押すと、ゾンデによって測定された水
温が表示されます。矢印 (7-8) を押してその値を変更させ、温度計(非付属品)によって測定された値と同
じになるようにします。新しい値は数秒後に自動的に記憶されます。図 E
e-chillがエコノマイザーとして使用され、クーラーと使用される場合は、クーラーのディスプレイに表示さ
れる値にゾンデのキャリブレーションをおこなってください。
水温の設定
SETを押し、矢印 (7-8) を押します。数秒後に値が記憶され、ディスプレイにはゾンデによって現在測定され
た水温が表示されます。図 E
ヒステリシス
ヒステリシスは e-chillスイッチの入切を決定する水温の範囲です。この値は0.2°Cに設定されています。し
たがって、水温が設定温度よりも 0.2°C 高くなるとe-chill のスイッチが入ります。この値を変化させるに
は、SETボタンを5秒間押し続けてメニューに入り、矢印 (7-8) を押します。新しい値は数秒後に自動的に記
憶されます。図 E
ファンの速度
– と + ボタン (9-10) を押して、ファンの速度を増減します。
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メッセージとアラーム
e-chill のディスプレイ上にALと表示され
アラームブザーが鳴る
水位が設定レベルよりも低くなっています。
水槽の水位を元通りにもどします。この作業を終えたら。アラームは自動的に消えます。
e-chill のディスプレイ上にE1と表示され、
アラームブザーが鳴る
水位ゾンデが故障しています。
販売店でゾンデを交換してください。
e-chill のディスプレイ上にE2と表示され、
アラームブザーが鳴る
水温ゾンデが故障しています。
販売店でゾンデを交換してください。
アラームは– と+ボタン (9-10) を同時に抑えることで機能停止させることができます。
アラームは e-chillのディスプレイに表示されます。
上記のアラームがディスプレイに表示されるとファンが停止します。
ファンは、e-chillが正常に機能するようになったときに正常に動きます。
アラームは、リモコンのディスプレイには表示されません。
上級の機能
水位ゾンデの機能を除外
水位ゾンデの機能は、7-9 キーを同時に押すことで除外することができます。e-chill のディスプレイには L_0
と水温が交互に表示されます。
この機能を元通りにするには、再び、7-9 キーを押します。図 E
e-chillのスイッチの入切は、設定された水温にしたがっておこなわれ、最低水位は機能に関係しません。
水温ゾンデの機能を除外
水温ゾンデの機能は、8-10 キーを同時に押すことで除外することができます。e-chillのディスプレイには t_0
が表示されます。この機能を元通りにするには、再び、8-10 キーを押します。図 E
e-chill は常に機能し、水温は機能に関係しませんが表示されます。e-chill は、水位が設定したレベルより低く
なった場合にのみ、機能を停止します。
両方のゾンデの機能を除外すると e-chill は常に機能するようになります。ディスプレイには、L_0 と t_0 が表
示されます。
リモコン
付属の電池2個を電極を正しく合わせて挿入してください。
リモコンを使って、水温とファンの速度を希望どおりに設定することができます(「サーモスタットの設
定」の項にある説明をにしたがって設定してください)。リモコンのキーを押すたびにe-chill で確認の音が
鳴ります。
リモコンのディスプレイには設定された水温が表示されます。
注意水温の設定が e-chillのサーモスタットでおこなわれた場合、リモコン上では値が更新されません。
ディスプレイ上ではメッセージとアラームは表示されません。
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