Db c – Bosch BL 200 GC Professional User Manual
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Bosch Power Tools
ローテーションレベルの傾斜変更
オートレベリング機能を解除している場合、方向ス
イッチによりローテーションレベル(レーザードット
またはレーザーライン)を X 軸または Y 軸を中心とし
て回転させることができます。
この際、4 つの方向ス
イッチの機能は、メジャーリングツールの設置状態
(水平または垂直)や測定モードの影響を受けません。
上または下の方向スイッチ(20 または 23)により、X
軸を中心としてローテーションレベルを回してくださ
い(図中の方向 A または C)。 左または右の方向スイッ
チ(21 または 24)により、Y 軸を中心としてロー
テーションレベルを回してください(図中の方向 D ま
たは B)。
メジャーリングツールが一軸傾斜モード上(水平設
置)にある場合、上または下の方向スイッチ(20 また
は 23)により、X 軸を中心としてローテーションレベ
ルを回すことができますが、Y 軸を中心として回すこ
とはできません。
水平精度
精度の影響
周囲の温度環境は測定精度に大きく影響を与えます。
特に、床面に近い部分における温度が外気温度と異な
ると、レーザー光が適切に作用しなくなることがあり
ます。
測定距離が約 20 m を超えると誤差が生じはじめ、こ
の誤差は対象距離が 100 m となると 20 m の場合の
2~4 倍にも拡大されます。
周囲温度と異なる温度層は床面付近で最も厚くなって
いることから、測定距離が 20 m を超える場合には必ず
三脚を使用してください。
さらに、できるだけメジャー
リングツールを作業面の中央に設置してください。
メジャーリングツールの精度チェック
外部からの影響の他に、ツール特有の影響(落下また
は強度の衝撃など)により誤差が生じることもありま
す。
このため、作業をおこなう前には必ずメジャーリ
ングツールの精度チェックをおこなってください。
精度チェックをおこなうには、壁面(A および B)に
はさまれた干渉物のない測定距離(20 m)と安定した
設置面が必要となります。
ここでは、
–
メジャーリン
グツールを水平に設置し、
–
X および Y の両軸を使用
した測定距離の加算測定をおこないます。これは X・
Y の各軸の正・負方向に対して測定をおこなう方法で、
精度チェックには 4 パターンの測定作業を要します。
–
メジャーリングツールを壁面 A の近くに設置し、
三脚 40 (アクセサリー)上に取付けるか、安定し
た平坦な床面に設置してください。
メジャーリング
ツールのスイッチを入れてください。
–
レベリング完了後、ポイントモード上でレーザー
ドットを壁面 A 付近にあてます。 壁面のレーザー
ドット中心をマーキングします ( 点 I)。
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OBJ_BUCH-78-004.book Page 206 Thursday, July 26, 2007 2:04 PM